液晶表示(LiquidCrystalクラス)

標準的なキャラクタLCDを使用するためのライブラリです。
使用する場合は、ライブラリとしてインポートして、#include <liquidcrystal.h>を記述してください。

LiquidCrystal用コンストラクタ

概要 LiquidCrystalのオブジェクト生成をします。
文法 LiquidCrystal(rs, enable, d4, d5, d6, d7)
LiquidCrystal(rs, rw, enable, d4, d5, d6, d7)
LiquidCrystal(rs, enable, d0, d1, d2, d3, d4, d5, d6, d7)
LiquidCrystal(rs, rw, enable, d0, d1, d2, d3, d4, d5, d6, d7)
パラメータ rs: LCDのRSピンに接続するピン番号
rw: LCDのRWピンに接続するピン番号
enable: LCDのENABLEピンに接続するピン番号
d0~d7: データピンに接続するピン番号

begin

概要 LCDの列数と行数を指定する
文法 lcd.begin(int cols, int rows)
パラメータ cols: 列数
rows: 行数
戻り値 なし

clear

概要 LCDの表示をクリアする
文法 lcd.clear
パラメータ なし
戻り値 なし

home

概要 LCDのカーソルをホームポジションに戻す
文法 lcd.home
パラメータ なし
戻り値 なし

setCursor

概要 LCDのカーソルを移動する
文法 lcd.setCursor(unsigned char col, unsigned char row)
パラメータ col: 列(0なら左端)
row: 行(0なら1行目)
戻り値 なし

write

概要 LCDに1文字出力する
文法 lcd.write(unsigned char data)
パラメータ data: 表示したい文字コード
戻り値 なし

print

概要 LCDに文字列や値を出力する
文法 lcd.print(val)
パラメータ val: 文字列や値
戻り値 なし

cursor

概要 カーソルを表示します。
文法 lcd.cursor()
パラメータ なし
戻り値 なし

noCursor

概要 カーソルを消します。
文法 lcd.noCursor()
パラメータ なし
戻り値 なし

blink

概要 カーソルを点滅させます。
文法 lcd.blink()
パラメータ なし
戻り値 なし

noBlink

概要 カーソルの点滅をやめます。
文法 lcd.noBlink()
パラメータ なし
戻り値 なし

display

概要 画面を表示します
文法 lcd.display()
パラメータ なし
戻り値 なし

noDisplay

概要 画面の表示を消します
文法 lcd.noDisplay()
パラメータ なし
戻り値 なし

scrollDisplayLeft

概要 表示中の文字とカーソルを左に1個スクロールします。
文法 lcd.scrollDisplayLeft()
パラメータ なし
戻り値 なし

scrollDisplayRight

概要 表示中の文字とカーソルを右に1個スクロールします。
文法 lcd.scrollDisplayRight()
パラメータ なし
戻り値 なし

autoscroll

概要 自動スクロールを有効にします。
文法 lcd.autoscroll()
パラメータ なし
戻り値 なし

noAutoscroll

概要 自動スクロールを無効にします。
文法 lcd.noAutoscroll()
パラメータ なし
戻り値 なし

leftToRight

概要 左から右に文字を出力していきます。
文法 lcd.leftToRight()
パラメータ なし
戻り値 なし

rightToLeft

概要 右から左に文字を出力していきます。
文法 lcd.rightToLeft()
パラメータ なし
戻り値 なし


サンプルプログラム

3本の制御線と、4本のデータ線を使用した液晶にSAKURAと表示させるサンプルです。

#include <rxduino.h>
#include <liquidcrystal.h>

LiquidCrystal lcd(12, 11, 10, 5, 4, 3, 2);

void setup()
{
  lcd.begin(16,2); //16x2 lcd initial
  lcd.print("SAKURA");
}

void loop() {}


桜ライブラリ

春ライブラリ

めいど by がじぇっとるねさすプロジェクト
Contents are CC BY-SA 3.0