ライブラリ
ライブラリを使用すれば、簡単に創りたいガジェットを作ることができます。LEDを光らせたり、時間を測ったり、EEPROMにデータを保存したり、モーターを回したり、USBやEtherを使用した通信もできます。
基本ライブラリ:
デジタル信号の出力や、計算、割り込みなどの基本的な動作を行うためのライブラリです。Arduino Languageと同等でプロジェクト作成後、追加のスケッチが不要で使用できます。例えばシリアル通信の記述
#include <Arduino.h> void setup() { Serial.begin(9600); Serial.println("Hello"); } void loop(){ }
これはシリアル通信を開始して、Helloの文字を出力するための記述ですが、setup、loop関数内にそのまま記述できます。
標準ライブラリ:
モータ制御や、ネットワーク通信、メモリ操作など応用的な動作を行うためのライブラリです。プロジェクト作成後、ライブラリを使うために、include文や、インスタンス生成が必要です。例えばサーボモータの記述
#include <Arduino.h> #include <servo.h> Servo servo0; void setup() { servo0.attach(9); servo0.write(90); // set servo to mid-point } void loop(){ }
これはサーボモータを9ピンに接続して、90度回転させる記述ですが、include文の#include <servo.h>、インスタンス生成のServo servo0を記述しています。これらの使い方はそれぞれのライブラリページをご覧ください。